2026年に週刊少年ジャンプに掲載され、単行本未収録ながら世界的な話題を呼んだ特別読切『BRAIN×BRAVE』。この物語は、本編最終回で描かれたその先の未来を舞台にした公式の正統後継エピソードです。この読切の熱さを心底味わうためにも、原作全37巻のクライマックスをしっかり復習しておく価値があります。
原作の最終局面において、泥門デビルバッツは無敗の王者・帝黒アレキサンダーズとの激闘を制し、ついに悲願のクリスマスボウル制覇を達成します。その後、日本選抜チームとして世界の強豪に挑んだユース世界大会を経て、物語は高校卒業後のそれぞれの進路へと進みます。高校時代は泥門のチームメイトとして苦楽を共にしたメンバーが、大学界の二大巨頭である最京大学(ヒル魔、栗田、金剛阿含ら)と炎馬大学(セナ、モン太、陸、水町ら)に分かれ、今度は敵として同じフィールドで対峙するシーンで本編は幕を閉じました。
特別読切『BRAIN×BRAVE』では、まさにその大学生編の最高潮が描かれました。セナの炎馬大とヒル魔の最京大による甲子園ボウルでの激突。大学日本一、そしてアメリカのプロフットボールリーグ「NFL」への挑戦権を懸けた二人の真剣勝負は、連載当時からのファンを感涙させる圧倒的な密度で描かれました。本編の結末を知っているからこそ、この読切のワンプレーごとに鳥肌が立つほどの感動が押し寄せてくるのです。