現在に至るまで、鷲尾いさ子の体調面に関する報道は幾度となく世に出ている。原因不明とされる体調不良や歩行の困難が伝えられてから十数年。華やかなステージから距離を置き、静養を続ける彼女の日常を、夫である仲村トオルは愚痴ひとつこぼさず支え続けてきた。
2026年の現在も、その姿勢に一切の揺らぎはない。ロケ先から極力自宅へ戻り、買い出しや家事を分担し、日々の通院やリハビリをさりげなくアシストする。かつてインタビューで「特別なことをしている意識はない」と淡々と語ったその横顔には、ひとりの伴侶としての覚悟が滲む。世間が憧れる「おしどり夫婦」という手垢のついたフレーズでは括りきれない、生々しくも気高い愛の軌跡がそこにある。