フジテレビの歴代女性アナウンサーのなかでも、圧倒的な人気とアナウンス技術で一時代を築いたのが「アヤパン」こと高島彩です。2001年の入社以来、『めざましテレビ』のメインキャスターとして朝の顔を務め上げた彼女は、2010年末に惜しまれつつ同局を退社しました。高島彩がフリーへ転身した経緯には、過酷な早朝生放送を長年続けたことによる体力的な限界と、30代を迎えて新たなステップへ進みたいという強い意志がありました。退社後は共同出資で設立されたフォニックスへ移籍し、ミュージシャンの北川悠仁(ゆず)と結婚。二児の母となった現在も、報道・情報番組のMCとして揺るぎない信頼を集めています。
高島と同期入社のような強い絆で知られ、かつて看板番組を二分した中野美奈子の歩みも興味深いものがあります。2012年に医師との結婚を機に退社した中野は、夫の海外赴任に帯同してシンガポールやドバイで生活。帰国後は故郷である香川県に拠点を移しました。中野美奈子の現在の活動は、地方発信のアンバサダー業務や子育てにまつわるエッセイ執筆、スポットでの全国ネット出演など、地方と中央を軽やかに行き来するライフスタイルを確立しています。
そして「カトパン」の愛称で絶大な支持を集めた加藤綾子。2016年のフリー転身後も『Live News it!』などでメインキャスターを歴任しましたが、2026年に一般実業家の男性と電撃結婚を発表。2026年秋からは仕事をセーブし、家庭優先の休業期間に入りました。加藤綾子の結婚と現在を追うと、第一子出産を経て、現在は自身のペースでスペシャル番組の司会やCM出演を行うなど、プライベートと仕事を両立させる成熟したスタンスが見て取れます。