大切に育ててきた樹木をカミキリムシから守るためには、成虫の産卵防止と幼虫の早期駆除を組み合わせた庭木の食害対策が欠かせません。
発見したカミキリムシの駆除方法として最も確実なのは、フラスが出ている穴(排泄孔)への直接攻撃です。専用の極細ノズルが付いた園芸用殺虫スプレーを穴の奥深くへ差し込んで噴射するか、針金を奥まで差し込んで幼虫を物理的に刺殺します。
予防策としては、成虫が産卵に訪れる初夏(5月〜7月頃)に、幹の地上高50cm程度の範囲に産卵防止用の塗布剤を塗るか、防虫ネットやテッポウムシ専用ガードテープを巻き付ける方法が極めて高い効果を発揮します。また、早朝の涼しい時間帯に樹木を見回り、葉や枝にとまっている成虫を見つけ次第捕殺することも地道ながら被害拡大を防ぐ重要な手段です。