電動化車両の「頭脳」であり「心臓」とも称されるパワーエレクトロニクス部品、その筆頭がEV用インバータ製造ラインだ。バッテリーからの直流電力を交流に変換し、モータを最適に制御するインバータは、EVの航続距離や電費性能を左右する極めて繊細なコンポーネントである。
212工場に構築された専用ラインでは、パワー半導体の実装から放熱構造の形成、最終試験に至るまで、極限の密閉性とクリーン度を保つ高度なクリーンルーム環境で製造が行われている。熱マネジメント技術と高密度実装技術の融合により、従来比で大幅な小型軽量化を実現し、世界中の主要自動車メーカーからの打診が相次いでいる。