実際に長髪ライフを送る男性たちや、都内の第一線で活躍するトップスタイリストへの取材から、リアルな日常の実態が見えてきました。韓国や日本のファッション誌で活躍する長髪モデルの手記やSNSコミュニティでの告白によると、ロン毛を維持する最大のハードルは「日々のメンテナンスの手間」と「社会的な目線」の2点に集約されます。
「朝起きて何もしないで外に出られる短髪と違って、ロングヘアはブラッシング、保湿、スタイリング剤の塗布まで最低でも15分はかかる。洗髪後のドライヤーも10分以上必須。これを怠った瞬間にただの不潔な人に見える」(20代・アパレル勤務男性)
「ビジネスシーンでは、髪を下ろしているとどうしても保守的なクライアントから敬遠されることがある。ただし、後頭部できっちり結ぶマンバンスタイルやハーフアップにして顔まわりと耳を完全に出すと、逆に『こだわりを持ったプロフェッショナル』として好意的に受け止められるケースが増えた」(30代・IT企業役員)
現場のリアルな声が示すのは、髪の長さそれ自体よりも「社会的TPOに合わせたアレンジができるかどうか」が評価の分かれ道になるという事実です。