鳥取大学医学部医学科の前期入試における配点は、共通テスト700点・2次試験700点の合計1400点満点(※年度による微調整あり)という均等配点型を採用しています。共通テストで失敗した受験生が一発逆転を狙うにはややハードルが高い一方、共テで確実にアドバンテージを確保した受験生にとっては手堅い逃げ切りが可能な設計です。
個別試験における鳥取大学医学部の入試科目は「英語(100点)」「数学(100点)」「理科2科目(200点)」「面接(100点)」で構成されます。問題の難易度は奇をてらった難問・奇問が少なく、国公立標準レベルの良問が中心です。そのため、高得点勝負になりやすく、1問のケアレスミスが致命傷になりかねません。
特筆すべきは、2次配点の中で「面接」が100点という明確な点数枠を持っている点です。鳥取大学医学部の面接過去問を分析すると、以下のようなテーマが頻出しています。
- 「なぜ鳥取大学なのか、他県出身者が山陰の医療にどう貢献できるのか」
- 「地域医療の現場で医師不足を解消するための具体的なアイデア」
- 「これまでの人生で最も大きな挫折と、それをどのように乗り越えたか」
- 「医師としての倫理観が問われるシナリオ(延命治療の選択、チーム医療での対立など)」
面接は個人面接形式(面接官3名に対し受験生1名、約10〜15分)で行われ、単なる志望動機の確認にとどまらず、医師としての適性、コミュニケーションの論理性、困難に対する精神的レジリエンスが厳密に採点されます。学科試験でボーダー前後に位置する受験生の場合、この100点の面接点が合否を決定づけるケースが多発しています。