鈴木氏の代名詞といえば、バイオハザードシリーズに収録されているスコアアタックモード「ザ・マーセナリーズ」の圧倒的なプレイ技術だ。制限時間内にどれだけ多くの敵を倒せるかを競うこのモードは、一瞬の判断ミスがゲームオーバーに直結する。若者でも悲鳴を上げるこの高難度ステージを、彼は冷徹なまでの冷静さでクリアしていく。
ハンドガンでの正確無比なヘッドショットから、無駄のない体術への繋ぎ。コンボを途切れさせないための緻密なルート構築。そのプレイスタイルは、エンタメの枠を超えて「職人技」の領域に達している。還暦を過ぎてからゲームに出会ったという彼が、ここまで技術を磨き上げた背景には、飽くなき探究心がある。