京阪宇治駅を起点にすると、宇治川を巡る美しい円形ルートを効率よく回ることができます。混雑する時間帯を避けつつ、世界遺産2箇所を快適に網羅する推奨散策モデルコースをご紹介します。
改札を出たら、まず東側へ進み、宇治上神社への徒歩ルートをとるのが最もスマートな回り方です。朝の澄んだ空気のなか、「さわらびの道」を経由して宇治神社、そして現存最古の本殿建築(国宝)を有する宇治上神社へと足を延ばします。朝一番の時間帯は観光バスの団体客が少なく、厳かな神域の静けさを存分に体感できます。
参拝後は宇治十帖モニュメントや朝霧橋を渡り、宇治川の中州である中の島(橘島・塔の島)へ向かいます。ここには宇治川遊覧船の乗り場があり、春の桜や新緑、秋の紅葉シーズンには川面から四季折々の渓谷美を眺める風雅な舟遊びが楽しめます。夏季には伝統的な「鵜飼(うかい)」の拠点にもなります。
喜撰橋を渡って西岸へ入ると、宇治観光のハイライトである平等院鳳凰堂へのアクセスが完了します。京阪宇治駅から宇治橋を渡って正面の表参道から入るルートも人気ですが、東岸から中の島を経由して南門側から入るアプローチは、宇治川の景観をフルに堪能できる裏ワザ的ルートとして旅慣れた人々から支持されています。