毎年、全国学校図書館協議会と毎日新聞社が主催する青少年読書感想文全国コンクールは、全国の小中高校生が腕を競い合う最大の舞台です。審査の現場で高く評価される作品には、一定の共通点が存在します。
選考で重視されるのは、単なるあらすじのまとめや「面白かった」という表層的な感想ではありません。本を通じて「主人公の選択から何を感じたか」「それによって自分の価値観や行動がどう変わったか」という内面的な変化のプロセスです。指定される課題図書はもちろんのこと、自由図書においても、自分自身の日常の悩みや関心事に引き寄せられるテーマ性を持った書籍を選ぶことが受賞への重要ステップとなります。