こうしたタレントたちの熱狂的な支持の裏には、大手プロダクションの緻密な戦略が存在する。ホリプロや太田プロダクションといった老舗芸能事務所は、従来の「テレビ出演依存型」のビジネスモデルから即座に舵を切った。自社タレントの日常をコンテンツ化し、デジタル上で直接ファンと繋がる仕組みを強固に構築している。
今や企業側も、単なる知名度だけでなく「誰が発信すれば商品の信頼性が高まるか」をシビアに見極める時代だ。大手事務所が推進するインフルエンサーマーケティングでは、タレントの本音の愛用コメントと企業タイアップをナチュラルに融合。購買層の生活に深く刺さるPRアプローチが、従来のCMを上回る費用対効果を弾き出している。