日本の所属事務所である吉本興業との関係性も、彼の収益構造を語る上で欠かせない要素だ。
かつての「専属マネジメント契約」から、個人の海外活動に柔軟に対応する「エージェント契約」のような枠組みを活用することで、日本側で発生する仕事の権利関係は事務所がサポートしつつ、現地での自由な営業活動が可能になった。吉本興業にとっても、綾部はアメリカ進出の成功事例かつ実験的アイコンであり、日米双方のパイプ役として大型企業案件をマッチングさせるプラットフォームの役割を果たしている。これにより、無駄な中間マージンを抑えつつ、大型案件の取り分を自らに多く還元する仕組みが整えられた。