「しらこい」の語源は、古くから日本語に存在する「白(しら)」という言葉にあります。「白」は「しろ」と読むのが一般的ですが、古語では「しら」と読むことも多く、複合語の中にその名残を見ることができます。
たとえば、「白夜(びゃくや)」ではなく「白夜(しらよ)」と読む場合や、「白波(しらなみ)」、「白髪(しらが)」などがその例です。「しらこい」もこの系統の言葉で、「白い状態が強い」という意味合いから生まれたと考えられています。
方言としての「しらこい」は、主に西日本の一部地域で使われています。特に九州地方や中国地方で耳にすることが多く、地域によっては「しらっこい」と少し伸ばして発音されることもあります。