小さな子供がインフルエンザにかかった際、目の充血に加えて「光をしきりにまぶしがる(羞明感)」「目を痛がって開けようとしない」といった様子が見られたら厳重な警戒が必要です。
子供は不快感から無意識に目を激しくこすってしまいがちです。これにより角膜(黒目)に微細な傷がつき、そこからウイルスや細菌が侵入して角膜潰瘍や角膜炎へと進行するリスクが高まります。黒目が白く濁ったり、視力低下の後遺症を残したりする恐れがあるため、単なる充血と軽視してはなりません。
さらに注意すべきは、極めて稀ではあるものの重篤な急性脳症や全身性の血管炎の初期兆候として、眼球結膜の異常な充血や眼球運動障害が現れるケースです。呼びかけに対する反応が鈍い、視線が合わない、異常な言動を伴う場合は、目の症状を待たず直ちに救急医療機関を受診してください。