私たちは今、歴史上で最も耳を酷使する時代に生きている。ノイズキャンセリングイヤホンの普及、常時接続のオンライン会議、そして音声SNSの日常化。耳は休まる暇がない。
イヤホンを長時間装着することで、耳の内部は高温多湿になり、雑菌が繁殖しやすい絶好の環境となる。ここに仕事や人間関係のストレスが加わるとどうなるか。免疫力が低下した耳の皮膚は簡単に悲鳴を上げる。「外耳道炎」や「外耳道真菌症」を発症し、少し触れただけでポロポロと血が混じった分泌物が出てくるのだ。耳を塞ぎ続ける生活スタイルそのものが、ストレスと出血の温床になっている事実に気づくべきだろう。