私立美大進学における最大のハードルの一つが学費と付帯費用です。多摩美術大学の初年度納入金(入学金+授業料・施設設備費等)は約190万円〜200万円、4年間の総額では約700万円〜750万円に達します。
さらに見落としてはならないのが、学科ごとに発生するPC機材費(高スペックMacなど)・ソフトウェア利用料・画材や素材の購入費です。グラフィックや情報デザインでは入学時に30万〜50万円相当のデジタル機材が必要となり、ファインアートや工芸・彫刻では毎回の課題制作に数万円規模の素材費がかかるケースも珍しくありません。
しかし、この学費に見合うだけの圧倒的な環境が整っているのが、多摩美の拠点である八王子キャンパスです。
- 伊東豊雄設計の多摩美術大学図書館:美しいアーチ構造で世界的な建築賞を受賞。国内外のアート・デザイン専門書や貴重なアーカイブを完備。
- 最先端の工房・ラボ群:金属、木工、ガラス、版画、3Dプリンタ、巨大塗装ブース、XR・モーションキャプチャースタジオなど、プロ仕様の工作設備が24時間体制に近い形で開放。
- 広大な敷地と自然環境:八王子の豊かな自然に囲まれ、大型の野外彫刻や空間インスタレーションを制限なく制作できるスケール感。
なお、演劇舞踊デザイン学科や夜間設置の造形表現学部(現・改組後コース)などが位置する上野毛キャンパスは、都心へのアクセスの良さと劇場・スタジオ機能に特化した都市型キャンパスとして機能しています。受験を考える際は、毎年夏に開催されるオープンキャンパスに足を運び、工房の規模感や在学生の制作現場を直接肌で確かめることが必須です。