世界中に強烈な衝撃を与えたNetflixの話題作『ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜』。高校時代のいじめの加害者・パク・ヨンジンの若き日を演じたシン・イェウンの冷酷な笑みは、視聴者の脳裏に深く刻み込まれた。冷血で情のない表情、躊躇のない暴力描写。爽やかなビジュアルとの破滅的なギャップが、作品の恐ろしい緊迫感を高めたことは疑いようもない。
しかし、あの惨烈な演技の陰には凄絶な葛藤があった。凄惨な痛みを伴う壮絶な復讐劇の世界観に深く潜り込むあまり、撮影期間中は夜もうなされ、自身の鏡に映る笑顔にさえ恐怖を抱いたという。主演のソン・ヘギョが描く執念の復讐劇において、その因縁の起点を圧倒的な悪意で作り上げた根性こそ、彼女が単なるアイドル女優ではないことを証明してみせた。