フィガロの魅力を語る上で欠かせないのが、まるで本物の仔猫そのもののような生き生きとしたリアクションです。まずは彼の基本プロフィールと、デビュー作における人間関係(猫関係)を整理します。
【フィガロの基本プロフィール】
・デビュー作:長編アニメーション映画『ピノキオ』(1940年)
・猫の種類:タキシードキャット(黒白のハチワレ猫)
・性別:男の子(オス)
・性格:やんちゃで甘えん坊、ちょっぴり短気で嫉妬深いけれど根は素直
『ピノキオ』の劇中において、フィガロは木彫り職人であるゼペットじいさんの愛猫として登場しました。部屋の隅で毛布にくるまって眠ったり、食事の合図に飛び跳ねたりする姿は、当時のアニメーション技術の粋を集めたリアルな猫の描写です。
同居する金魚のクレオとの掛け合いも語り草となっています。当初はクレオを狙うような仕草を見せてゼペットにたしなめられていたものの、物語が進むにつれてクレオとキスを交わすほど仲良しに。ピノキオが命を宿した際には激しく警戒して威嚇するなど、感情表現の豊かさが観客の心を一瞬で掴みました。