ネット上の口コミサイトやSNSを観察すると、品出しバイトに対する評価は「神バイト。誰とも話さず時間が過ぎる」「二度とやりたくない。身体が悲鳴を上げた」という両極端な声に二分されています。このギャップが生じる最大の要因は、配属される「取扱商品のカテゴリー」と「作業時間帯」の違いにあります。
「楽すぎる」と評価するスタッフの多くは、文具・コスメ・菓子類などの軽量アイテムを担当しているか、開店前の早朝シフトで顧客対応が完全にゼロの環境下で作業しています。自分のペースを維持しやすく、指示されたリスト通りに商品を棚へ補充していくプロセスは、パズルを完成させるような爽快感をもたらします。
対照的に「きつい」と訴える現場では、2リットルのペットボトル飲料(1箱約12kg)、酒類のケース、米袋(5〜10kg)といった重量物を1日に数十から数百ケース単位で運搬・陳列する作業が常態化しています。物流担当者の証言によれば、飲料コーナーや日配品の担当者は1シフト(4〜5時間)で1万歩以上を歩き、総重量1トン以上の荷物を上げ下ろしすることも珍しくありません。事前のリサーチなしに応募した場合、この物理的負荷のギャップが早期退職の直接の引き金となります。