ドーム規模のコンサート会場において、メンバーカラーの視認性は演出の成否を分ける重要な要素です。Snow Manの公式ペンライトには、ファン目線に立った細やかな工夫が施されています。
コンサートグッズのペンライトは、ボタンを押すごとに決められた順序で発光色が切り替わります。ツアーごとに細かな順序調整が行われることがありますが、基本的には「白(ラウール)→黄(岩本)→紫(深澤)→青(渡辺)→緑(阿部)→オレンジ(向井)→黒(目黒)→赤(宮舘)→ピンク(佐久間)」といったように、流れるような美しいグラデーションやステージ上の立ち位置を意識した順序で設計されています。
ここで多くの人が疑問に思うのが、「物理的に光らない『黒』をペンライトでどう表現しているのか」という点です。光の三原色において黒は「消灯」を意味してしまいます。この課題に対し、開発チームとメンバーが導き出した答えが「青みがかった漆黒の光(めめブラック/パールホワイト調の発光)」です。
目黒蓮の点灯ターンでは、単なる青や白とは明確に区別された、わずかに青紫色を帯びた淡くシャープな光が灯るようにプログラミングされています。ドーム全体がこの独特な光に包まれる瞬間は圧巻であり、技術とファンの熱意が融合した象徴的なシーンとして知られています。