これまで「オクラは下茹でしてから冷凍するもの」と思い込んでいた方にこそ試していただきたいのが、生のまま冷凍する方法です。オクラを茹でてから冷凍庫に入れると、解凍時に水分が抜けやすく、食感が柔らかくなりすぎてしまう欠点がありました。
生冷凍であれば、オクラの強固な細胞壁が適度に保たれ、調理後も心地よいシャキシャキ感を味わうことができます。また、「オクラ茹でてから冷凍期間」と比べても保存性能に遜色はなく、約3週間から1ヶ月間にわたってフレッシュな風味を楽しめます。
生冷凍を成功させる最大のポイントは「オクラ保存袋密閉のコツ」にあります。具体的な手順は以下の通りです。
1. 板ずりをして水洗いした後、清潔なキッチンペーパーで表面の水分を完全に拭き取る(水分が残っていると霜がつき、冷凍焼けの原因になります)。
2. ヘタとガクの処理を施す。使い勝手を重視するなら、この段階で小口切りや乱切りにしておくのも有効です。
3. ジッパー付き冷凍用保存袋に、オクラが重ならないように平らに並べて入れます。
4. 袋の端から空気をしっかりと押し出し、できる限り真空に近い状態で密閉します。
5. 熱伝導率の高いアルミトレイや金属製バットの上に乗せて冷凍庫へ入れることで、急速冷凍を促し細胞破壊を防ぎます。
調理時の「オクラ解凍方法そのまま調理」は極めてシンプルです。電子レンジや自然解凍で無理に温め直す必要は一切ありません。凍った状態のまま包丁を入れるとサクサクと簡単に切れるため、そのまま熱い味噌汁やスープに投入したり、フライパンの炒め物に直接加えたりするだけで、ドリップを出すことなく完璧に仕上がります。