鼻を強くかむと中耳炎に?耳鼻科医が教える正しい鼻のかみ方と裏ワザ

鼻を強くかむと中耳炎に?耳鼻科医が教える正しい鼻のかみ方と裏ワザ

鼻を強くかむと中耳炎に?耳鼻科医が教える正しい鼻のかみ方と裏ワザについて押さえておきたい 注意点を厳選して解説いたします。

「鼻がつまっているのに、いくらかんでも出てこない」という状態に直面した際、焦って力んでしまうのは非常に危険です。鼻づまりの原因の多くは、鼻水そのものだけでなく、血管が拡張して鼻の粘膜が腫れ上がっていることに起因しています。粘膜が腫れている状態では、どれほど強く息を吹き出しても気道が塞がれているため排出されず、余計な圧力だけが耳にかかってしまいます。

こうした状況で効果を発揮するのが、物理的な加温と加湿です。40度程度に温めた蒸しタオルを鼻根部(鼻の付け根)に1〜2分当てることで、局所の血流が改善し、粘膜のうっ血が鎮静化します。同時に水蒸気を吸い込むことで、奥にこびりついた粘り気のある鼻水がサラサラとした状態に変化し、無理な力をかけずに自然と排出しやすくなります。

また、体液に近い濃度の生理食塩水を用いた「鼻うがい(鼻洗浄)」も有効な選択肢です。市販の専用洗浄液を使用すればツーンとした痛みを伴わずに鼻腔内の花粉や雑菌、粘液を洗い流すことができ、無理にかみ続ける悪循環を断ち切ることが可能です。

山本 拓海
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山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。