失敗を防ぐ最大の鍵は、使う人の体格と浴室カウンターの高さに合わせた座面高の設計です。お風呂椅子の高さ選び方において、現在主流となっているのが30cmと35cmの比較検討です。
人間工学的見地から見ると、膝の曲がる角度が約90度を保てる高さが最も腰への負担を軽減します。お風呂イス30cmと35cmの比較では、身長150〜165cm前後の小柄〜標準体型の方や、床置きの洗面器を使う機会が多い場合は「30cm」が最適です。前屈みになりすぎず、洗髪時の安定感も確保できます。
一方、身長170cm以上の方や腰痛を抱えている方、カウンター付きの浴室を利用している家庭には「35cm」が圧倒的に快適です。立ち座り時の膝の曲げ伸ばし角度が浅くなるため、立ち上がりの筋力負荷を大幅に削減できます。さらに足腰の筋力低下が気になるシニア層向けには、40cm前後の介護用お風呂椅子(高齢者向け)が推奨されており、立ち座りの安全性確保に直結しています。