弘前市りんご公園を訪れる旅行者の最大の目的とも言えるのが、「林檎もぎとり体験」です。例年8月上旬から11月中旬まで開催されており、広大な園内の中からその日最も食べ頃を迎えている区画へスタッフが案内してくれます。
弘前市りんご公園の特徴は、日本屈指の品種数を誇る点にあります。一般的な観光農園では数品種に限られることが多いですが、ここでは「極早生(ごくわせ)」から「晩生(ばんせい)」まで、時期によって収穫できる品種が次々と切り替わります。
【時期別に収穫できる代表品種の目安】
- 8月上旬〜8月下旬(極早生種):「夏緑(なつみどり)」「祝(いわい)」「きおう」など。みずみずしく爽やかな酸味が特徴。
- 9月上旬〜9月下旬(早生・中生種):「つがる」「千秋(せんしゅう)」「トキ」「未希ライフ」など。果汁が豊富で甘みと酸味のバランスが抜群。
- 10月上旬〜10月下旬(中生・晩生種):「ジョナゴールド」「世界一」「北斗」「王林(おうりん)」など。濃厚なコクと芳醇な香りが楽しめるハイシーズン。
- 11月上旬〜11月中旬(晩生種):「ふじ」「サンふじ」「シナノゴールド」など。蜜入りが期待できるりんごの王道。
体験システムは非常に合理的で、参加料は不要、収穫したりんごを計量して購入する重量課金制(100円/100g目安・時価変動あり)となっています。スタッフから「美味しいりんごの見分け方(軸が太くしっかりしているもの、お尻の部分まで黄色や赤色に色づいているもの)」や「枝を傷めないもぎ取り方のコツ」を直接教わることができるため、初心者や小さな子ども連れでも安心して参加できます。