大規模美術展において最大の関門となるのがチケットの確保です。近年のフェルメール展では、館内の過密状態を是正し作品保全を図る目的から、日時指定予約システムの導入が定着しています。従来の「窓口に並べばいつでも入れる」という感覚で訪れると、入場制限によって鑑賞すら叶わない事態に陥ります。
チケットの入手ルートは主に3つ存在します。もっとも推奨されるのは、開幕前に発売される「公式オンライン前売り券(日時指定)」です。割引価格が設定されているだけでなく、人気の高い週末の午前枠を早期に抑えることができます。一方で、当日の空き枠がある場合に限って発行される「当日券」は、土日祝日には即完売となるケースが多く、ギャンブル性が極めて高くなります。
日時指定のオンライン予約を行う際は、会員登録が必要なプレイガイド(チケットぴあ、ローソンチケット、イープラス等)や公式予約サイトの事前ログインを済ませておくのが鉄則です。特に発売初日の10時直後はアクセスが集中するため、第2希望、第3希望の日時枠(平日夕方など)を用意しておくことが確実な予約への近道となります。