秋分は日本だけでなく、世界中で特別な意味を持つ日です。古代から人類は太陽の動きを観察し、農業や宗教儀式に活用してきました。
中国では秋分を「秋分」(チウフェン)と呼び、二十四節気の一つとして重要視してきました。収穫を祝い、月を愛でる中秋節が近い時期にあたることも多く、家族が集まる季節とされています。
古代文明と秋分
メキシコのチチェン・イッツァにあるマヤ遺跡では、春分と秋分に特別な現象が起こります。ピラミッド「エル・カスティーヨ」の階段に、太陽の光と影が作り出す蛇の姿が現れるのです。この精巧な設計は、マヤ文明の天文学的知識の高さを物語っています。
イギリスのストーンヘンジも、春分と秋分に太陽が特定の位置から昇るよう設計されています。新石器時代の人々がすでに太陽の動きを正確に把握していたことがわかります。