家庭を全力で切り盛りする一方で、大神いずみさん自身を襲ったのが「糖尿病(初期の2型糖尿病)」の診断でした。健康バラエティ番組の企画内で行われた血液検査をきっかけに、血糖値およびHbA1cの数値が基準を大きく上回っていることが判明したのです。
公表当時、大神さんは自らの体調変化や診断結果について、著書やインタビューで包み隠さず発信しました。そこで浮き彫りになったのは、スポーツ選手を育てる母親特有の過酷な食環境です。
- 食べ盛りの息子と現役指導者の夫:筋肉量を増やしスタミナを保つため、高タンパク・高カロリー・大量の白米を必要とするメニュー。
- 自身に必要な栄養バランス:血糖値の急上昇を抑えるため、糖質制限と食物繊維中心の低カロリーメニュー。
「家族用と自分用の料理を作り分けるエネルギー的負担」は極めて大きく、一時は精神的にも追い詰められたと手記に記されています。しかし、医師や栄養士の指導のもと、ベジファーストの徹底や調味料の見直し、適度なウォーキングを日常に組み込むことで、現在は数値を安定的にコントロールしています。病気と真正面から向き合うその姿は、同年代の女性読者に勇気を与えています。