口から血が出たらどうする?喀血と吐血の違いと緊急危険サイン

口から血が出たらどうする?喀血と吐血の違いと緊急危険サイン

口から血が出たらどうする?喀血と吐血の違いと緊急危険サインに関する気になる情報を徹底的にまとめました。要点を確実におさえることができます。

消化器からの出血である吐血は、上部消化管の粘膜損傷や血管破裂によって引き起こされます。急激な大量出血からショック状態に陥りやすい3大原因を分析します。

・胃潰瘍・十二指腸潰瘍(消化性潰瘍):
ピロリ菌感染や非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs・解熱鎮痛薬)の連用、極度のストレスにより胃粘膜が深く削られ、粘膜下の動脈が露出して出血します。胃液と混ざったコーヒー残渣様の吐血や、時間差でのタール便が典型例です。

・食道静脈瘤破裂(しょくどうじょうみゃくりゅうはれつ):
肝硬変などで肝臓へ血液が流れにくくなると、食道の細い静脈に血液が逆流して太いコブ(静脈瘤)を作ります。このコブが限界を迎えて破裂すると、洗面器がいっぱいになるほどの真っ赤な鮮血を一度に噴出します。死亡率が極めて高く、救急搬送と内視鏡的止血術が数分単位で求められる超緊急事態です。

・マロリー・ワイス症候群:
過度の飲酒後などに激しい嘔吐を繰り返すことで、腹圧が急上昇し、食道と胃のつなぎ目(噴門部)の粘膜が縦に裂けて出血する病態です。「何度も吐いているうちに最後は真っ赤な血が出た」というケースの多くがこれに該当します。

阿部 裕樹
Author

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。