2026年から本格化したオーバーツーリズム対策と通行料徴収の制度は、2026年の現在、完全に定着した。
山梨県側の吉田ルートでは、5合目に通行ゲートを設置。1日あたり4,000人の人数制限を設け、通行料の事前予約システムを稼働させている。夜間の無謀な通行規制も厳格化され、かつての混雑混乱は大幅に改善された。
一方、静岡県側の3ルート(富士宮・御殿場・須走)でも、独自の事前登録システムと夜間夜通し登山の抑制策が運用されている。どちらの県から登るかによって予約システムやルールが微妙に異なるため、登山者は「自分が今どの県側のルートを歩いているのか」を否応なく意識させられる。