世界中の宇宙ファンが熱い視線を注ぐのが、NASA主導の国際月探査「アルテミス計画」における日本人初の月面着陸です。2026年4月に日米間で締結された歴史的合意に基づき、日本は与圧ローバ(愛称:ルナ・クルーザー、トヨタ自動車とJAXAが共同開発)を提供する見返りとして、「日本人宇宙飛行士2名の月面着陸機会」を獲得しました。
アポロ計画以来、月面に足跡を残したのは12名のアメリカ人のみ。日本人初となる月面着陸は「アメリカ人以外の国籍として世界初の快挙」となります。
有力視される月面着陸候補者は誰なのか。JAXA関係者や宇宙開発アナリストの間では、以下の2つのアプローチから選考が進められると目されています。
- 実戦経験豊富な中堅ベテラン組(大西卓哉・油井亀美也・金井宣茂):ISSでの長期滞在や船外活動の経験を持ち、極限状態での判断力とリーダーシップが証明されている実力派。第1便の月面着陸ミッションにおいて、高い危機管理能力が求められる局面で最有力候補に挙がります。
- 新時代を担う新鋭組(米田あゆ・諏訪理):2026年秋に基礎訓練を正式にパスした第6期生。月面活動が本格化する2026年代後半から2030年代初頭の探査フェーズにおいて、若さとフィジカル、柔軟な専門性を活かして月面に立つシナリオが有力です。
日米の共同ミッションにおいては、月周回軌道ステーション「ゲートウェイ」への滞在と、そこからの月面降下という複雑な運用が組まれます。日本人飛行士が月面で探査車を操縦し、月の南極域で氷資源の調査を行う光景は、もはや遠い空想ではありません。