時間対効果(タイパ)と費用対効果(コスパ)を厳密に計算する傾向は、若者層だけでなく30代〜50代の働き盛りにも当たり前のリテラシーとして定着した。
一次会の居酒屋代と二次会費、そこに向かう交通費や身だしなみを整えるコスト。さらには貴重な休日や週末の夜という数時間を投じて得られる体験が、「気を遣いながら昔話の蒸し返しを聞くこと」であるならば、投資としてのリターンはあまりにも低い。自宅で好きな動画を観たり、本当に気心の知れた友人との少人数での食事にリソースを充てたいと考えるのは、きわめて合理的な判断なのだ。