近年の分子栄養学において、つわりの重さと深く関係していると指摘されているのがビタミンB6の体内代謝能力です。ビタミンB6は、精神を安定させるセロトニンやGABAといった神経伝達物質の合成を助ける重要な栄養素です。
妊娠前からバランスの良い食生活を送っており、体内のビタミンB6貯留量が十分である人や、それを補酵素として効率よく活性化できる遺伝的素養を持つ人は、嘔吐感を抑える生化学的な防衛線が最初から構築されています。偏食が少なく、腸内環境が整っている人につわりが軽いケースが多いのも、この栄養代謝の高さが寄与しています。