「りくりゅう」の快進撃は、決して平坦な道のりではありませんでした。ペア競技の過酷な負荷により、三浦選手自身も過去に左肩の脱臼や度重なる打撲に見舞われてきました。特にリフトの落下や着氷時の衝撃は凄まじく、故障との戦いは常に隣り合わせです。
さらに、パートナーである木原選手が腰椎分離症(腰の疲労骨折・神経痛)を発症したシーズンでは、GPシリーズの欠場を余儀なくされるなど、氷上に立てない苦しい時期も経験しました。しかし、三浦選手はこの期間を「個人の基礎スケーティングを見直す好機」と捉え、陸上トレーニングや柔軟性の強化に充てることで、メンタルとフィジカルの両面で大きな成長を遂げました。
怪我からの復帰以降は、専属トレーナーの指導のもとで徹底した負荷管理とリカバリープログラムを導入。現在はコンディションを万全に整え、大技の精度を一段と高めた安定感のある滑りを披露しています。