散歩時やお留守番時の暑さ対策として冷却グッズを使う際、冷やし方を誤ると皮膚の凍傷リスクが生じます。犬の皮膚は人間の皮膚の約3分の1程度の厚さしかなく、非常にデリケートです。カチカチに凍った保冷剤を直接地肌に当て続けると、血流障害を起こして皮膚が壊死する恐れがあります。
効率よく体温を下げるためには、全身をやみくもに冷やすのではなく、太い動脈が皮膚の浅い位置を通っている部位を狙うのが鉄則です。
具体的には、首の両脇(頸動脈)、左右の脇の下、後肢の付け根(内股の動脈)の3箇所が最も効果的です。保冷剤を使用する際は、必ず厚手のタオルや専用カバーで包み、飼い主の手で冷たすぎないか温度を確認しながら使用してください。