厚生労働省の最新ガイドラインでも、身体活動レベルに応じたエネルギー必要量の個体差が従来以上に強調されている。在宅勤務とオフィス出社が混在するハイブリッドワークが定着した現代日本において、一日の消費エネルギーは個人間で極端に分散している。
日常的に徒歩移動が多い人や運動習慣がある成人にとって、1500kcalは明らかにエネルギー不足であり、ホルモンバランスの乱れや骨密度低下のリスクを招く。一方で、終日デスクワークで一歩も外出しない生活を送っている場合、1500kcalでも緩やかな減量にとどまるケースがある。自分自身の「総消費カロリー(TDEE)」を精密に把握することが、すべてのスタートラインとなる。