SNSのタイムラインで定期的に大バズりするトピックといえば、日常のふとした瞬間に現れる「コミュニケーションの不器用さ」にまつわる話題です。ネットの反応を観察すると、多くの人が「自分だけではなかった」と胸を撫で下ろす定番のシチュエーションが浮き彫りになってきます。
街中で知り合いの姿を視界の端に捉えた瞬間、とっさにスマートフォンを取り出して画面を凝視するフリをしたり、別の通路へ足早に曲がったりした経験はないでしょうか。「話しかけられたら何を話せばいいか分からない」「相手が自分に気づいていなかったら気まずい」という思考がコンマ数秒で巡り、体が勝手に回避行動をとってしまう現象です。
また、美容室や洋服店でのやり取りも難所の一つです。洋服を眺めている最中に店員から「何かお探しですか?」と声をかけられた途端、「あ、大丈夫です……」と蚊の鳴くような声で返し、そのまま店を出てしまう光景は定番中の定番です。相手に悪気がないと分かっていても、予期せぬ対話の発生に対して脳の処理が追いつかず、フリーズしてしまうのが特徴です。