メーターパネル上でVSA警告灯とABS警告灯、さらに「!」マークのマスター警告灯が同時に点灯するケースは、ホンダ車で非常によく見られる現象です。
VSAはABSのハードウェア(油圧モジュレーターや各輪センサー)を基盤として動作しているため、ABS関連の基盤パーツに不具合が生じると、連動してVSAも自動的にダウンする構造になっています。この2つが同時点灯している場合、単なる一時的なエラーではなく、車輪速センサーの故障か、ABSモジュレーター本体の内部バルブ・基板不良の可能性が極めて濃厚です。
この状態に陥ると、パニックブレーキ時にタイヤが完全にロックし、ステアリング操作が一切効かなくなる危険性があります。乾燥路での通常走行では気づきにくいものの、緊急回避時の制動距離が大幅に伸びるため、同時点灯を確認した際は一刻も早いディーラーへの持ち込みが求められます。