「キョロ充」という概念の根底にあるのは、「キョロキョロする挙動」と「リア充(現実の生活が充実している人)」の強引な組み合わせである。単独行動を過剰に恐れるあまり、常に誰か一緒に過ごせる相手を探し、他人の機嫌や会話の空気を過敏に察知しようとする姿勢が、そのまま視線の落ち着きのなさ=キョロキョロという動作に表れる。
彼らは「ソロ活動」を徹底的に避ける傾向が強い。ランチタイムに一人で席に座ることを「人間的な敗北」と捉え、トイレの個室に逃げ込んだり、それほど親しくない知人の輪へ強引に割り込んだりする。自発的な意思や好みではなく、「ぼっちに見られたくない」という消極的な恐怖心こそがすべての行動原理になっている点が、真のリア充との決定的な違いだ。