認知心理学の観点から見ると、数字のランダムな羅列(意味記憶)は脳内で忘却されやすい傾向にあります。一方で、言葉の意味やストーリーを伴う記憶(エピソード記憶)は、長期記憶として海馬から大脳皮質へ強固に定着します。「人並みに奢れや」というフレーズが何十年経っても大人たちの記憶に残り続ける理由はここにあります。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
▼ 語呂合わせ暗記を積極的に活用すべき人:
・高校入試・大学入学共通テストを控えており、計算スピードと解答精度を最大化したい人
・物理や化学の計算問題で有効数字の処理に毎回迷ってしまう人
・数字の暗記が苦手で、言葉の響きやリズムの方が頭に入りやすい人
▼ 暗記の仕方に注意すべき人:
・語呂合わせのフレーズだけを覚えて、肝心の数字(1.732)との対応を紐付けていない人
・無理数 語呂合わせを複数同時に詰め込み、√2と√3のフレーズを混同しやすい人
・平方根 小数点以下 桁数の指定(小数第2位までか第3位までか)を問題文で確認せず、丸暗記した数値をそのまま書き込んでしまう人