ニューヨーク都市圏の地理的広がりを理解するうえで欠かせないのが、「トライステートエリア(Tri-State Area)」という概念です。これはニューヨーク州(南東部)、ニュージャージー州(北部〜中部)、コネチカット州(南西部)の3州にまたがる広大な地域を指しています。
米連邦政府の統計区分(大都市統計地域:MSA)で見ると、中心となるニューヨーク市(NYC)に加え、ロングアイランド、ハドソンバレー地域、さらにはニュージャージー州のニューアークやジャージーシティ、コネチカット州のスタンフォードやブリッジポートまでが同一の都市圏マップに組み込まれます。
地図上で俯瞰すると、マンハッタン島を中心に放射状に鉄道網や高速道路が張り巡らされ、ハドソン川やイースト川を越えて毎日数十万人もの人々が州境を越えて行き交うダイナミックな回廊が形成されています。