市販の鎮痛薬は一時的な対症療法として非常に優秀ですが、痛みの背景に潜む病気を見逃すリスクも孕んでいます。以下のようなサインが当てはまる場合は、市販薬に頼り続けるのを止め、速やかに婦人科を受診してください。
【危険なサインと受診の目安】
・用法通りの市販薬を服用しても日常生活に支障が出るレベルの激痛が続く
・生理を重ねるごとに痛みの程度が強くなっている
・生理期間外にも下腹部痛や腰痛、性交時痛、排便痛がある
・経血量が異常に多く、レバーのような大きな血の塊が頻繁に出る
・鎮痛薬を規定量以上、または月に10日以上服用してしまう
医療機関では低用量ピルやジェノゲストなどのホルモン療法、より個々の状態に適した医療用医薬品の処方が可能です。生理痛は「我慢するもの」ではなく、現代の医療で適切にコントロールできる症状です。