蜘蛛は外から入ってくる侵入者です。物理的な侵入経路を完全に遮断し、建物の外周にバリアを張ることで、室内の遭遇率を激減させられます。
体長数ミリの子グモはもちろん、大型のアシダカグモであっても、体の構造上わずか数ミリの隙間があれば容易に頭部をねじ込んで屋内に侵入してきます。以下のポイントを重点的に点検し、隙間を塞ぎます。
- 窓・サッシの隙間:網戸とガラス窓の間にできる隙間は、市販の「隙間モヘアテープ」を貼って完全に密着させます。
- エアコンのドレンホース:室外機付近に伸びる排水ホースは格好の侵入口です。先端に「防虫キャップ」を取り付けるか、ストッキングネットを被せて結束バンドで固定します。
- 換気扇・通気口:屋外に通じる換気ガラリには、内側または外側から不織布フィルターや目の細かい防虫ネットを装着します。
- 玄関・勝手口のドア下:ドア下部の隙間風を防ぐシリコンゴム製・ブラシ付きの隙間テープを取り付けます。
窓枠や軒下、ベランダの手すりなど、蜘蛛が巣を張りやすい場所には蜘蛛の巣予防スプレーを活用します。シリコーン油やピレスロイド系忌避成分が配合されたスプレーをあらかじめ吹き付けておくと、蜘蛛が糸を定着させられなくなるだけでなく、薬剤の揮発成分を嫌ってそのエリア自体に寄り付かなくなります。効果は約1〜3ヶ月間持続するため、春先から秋口にかけて定期的に散布しておくと効果的です。