単行本第38巻収録エピソード(第395話〜第397話)では、これまで謎に包まれていたクロロの少年時代と幻影旅団の結成秘話が遂に明かされ、世界中のファンに強烈な衝撃を与えました。
かつてのクロロは、流星街の教会で仲間たちとビデオテープを見つけ、自主吹き替え劇(清掃戦隊カタヅケンジャー)を企画する、心優しく快活で聡明な少年でした。ウボォーギンやフィンクス、マチ、パクノダらと共に劇を成功させ、流星街の子どもたちに希望を与える存在だったのです。
しかし、その日常は仲間の少女・サラサの無惨な猟奇殺人によって崩壊します。犯人たちが残した残虐なメッセージを目にしたクロロは、自らが世界最悪の悪党(悪の劇団)となり、世界中の犯罪者を流星街へ誘き寄せて復讐を果たすことを誓いました。「蜘蛛」という凶悪な組織の誕生は、無垢な少年たちが理不尽な世界に対抗するために選んだ悲痛な変貌劇だったのです。