大相撲において単に優勝するだけでなく、15日間すべて勝ち名乗りを受ける「全勝優勝」は力士にとって最高峰の勲章です。歴代の全勝優勝記録においても、トップに君臨するのは白鵬の16回です。
白鵬に次ぐのが、昭和の大横綱である双葉山と大鵬の8回、そして千代の富士の7回です。年間6場所制の中で15日間無敗を守り抜くプレッシャーは凄まじく、全勝優勝を何度も成し遂げた力士は、技術・体力・精神力のすべてが完璧に調和していた証拠といえます。
また、優勝回数と密接に関わるのが「連勝記録」です。日本相撲史に刻まれた連勝記録の頂点には、昭和の大横綱・双葉山の69連勝(1936〜1939年)が不滅の記録として輝き続けています。この大記録に最も迫ったのが、平成22年(2010年)に白鵬が記録した63連勝でした。続いて千代の富士の53連勝、大鵬の45連勝と続いており、連勝記録の上位者はそのまま歴代優勝回数ランキングの頂点と重なり合っています。