「友近は面白くない」とされる噂の背後には、笑いの構造における明確な「向き不向き」が存在する。一般的なバラエティ番組では、短いタイムラインの中で一発のパンチラインを繰り出すスタイルが主流だ。しかし、彼女のスタイルはキャラクターの細かい仕草や言葉遣いをリアルに再現し、じわじわと空間を侵食していくタイプである。
近年、地上波テレビ番組の構成が瞬発力重視のショート動画文化に寄り添うようになったことで、彼女独特の「溜め」や「余白」を活かした間合いが、一部の視聴者には冗長に映ってしまう場面が増えた。地上波ゴールデン帯での露出スタイルが変化し、より自由度の高い時間帯や媒体へ主戦場がシフトしたことも、世間で「テレビで見なくなった」「面白さがわかりにくくなった」という印象を補強する一因となっている。