華やかなアーティスト活動を展開する兄弟の中で、異色のキャリアを歩んでいるのが次男の智樹氏だ。彼は演者ではなく、テレビ番組を創り出す裏方としての道を選択した。
難関を突破してテレビ東京に入社した彼は、番組制作の現場で泥臭く情熱を注ぎ込んできた。周囲に親の威光を誇らかに語ることは一切なく、現場叩き上げのディレクターとして実力を磨いたエピソードは有名だ。
華美な芸能界とは一定の距離を置きながら、メディアの最前線でコンテンツを発信し続ける姿勢。そこには、形こそ違えど「表現者」として誇り高く生きる森家の血脈がしっかりと息づいている。