内田さんの人間性を語る上で外せないのが、長年にわたり日本代表を共に牽引してきた吉田麻也さんとの特別な関係性です。メディアの前でも吉田さんを「マヤ」と呼び捨てにし、外見やプレーについて辛辣なイジりを連発する様子はおなじみの光景となっています。
吉田さんがテレビ番組で語った有名なエピソードがあります。内田さんは普段どれだけ冷たい態度をとっていても、吉田さんが海外で試合に出られず苦しんでいた時期や怪我をした際には、誰よりも早く連絡を入れ、何気ない食事に誘って励まし続けていたといいます。表立って甘い言葉をかけることは決してしませんが、最も苦しい瞬間に必ず寄り添う優しさを持っています。
吉田さん自身も「篤人は口は悪いけれど、人一倍仲間思いで気配りができる男」と公言しています。二人の容赦のないやり取りは、何でも言い合える絶対的な絆とリスペクトがあって初めて成立するハイレベルなコミュニケーションです。