かつては気分の高揚や沈降を指す言葉として使われていた「アッパー」と「ダウナー」。現代のコミュニケーション論において、前者は「自己主張が強く、社交的で、常に前進しようとするタイプ」を指す。対するダウナー系は「静寂を好み、内省的で、エネルギーの消費を最小限に抑えようとするタイプ」だ。
この両者の違いは、単なる外交性と内向性の違いだけではない。刺激に対する感度の差、つまり「どの程度の外部刺激を心地よいと感じるか」という脳の特性に起因している。アッパー系は常に強い刺激を求め、自らも周囲に強い刺激を発信し続ける傾向がある。