環境問題が深刻化する中、建築とデザインにおけるサステナビリティは避けられないテーマだ。しかしArk Journalのアプローチは、いわゆる「グリーン建築」の技術的側面に焦点を当てるのではない。
代わりに提示されるのは「時間に耐える美学」である。流行に左右されず、経年変化とともに味わいを増す素材と設計。修理可能で、次世代に受け継がれる建築。これこそが真のサステナビリティだという主張だ。
実際、誌面に登場する多くの建築が、築50年、100年を超える建物の改修プロジェクトである。新築至上主義ではなく、既存建築の価値を再発見し、現代の生活に適応させる知恵が紹介されている。