声優と実写演劇の境目を最も鮮やかに吹き飛ばした事例が、『極主夫道』だろう。元最強の極道が専業主夫になるという異色のコメディ作品において、津田はアニメ版の主演を務めただけでなく、実写版のプロモーション動画や自ら監督・主演を務めた企画でも龍役を熱演。そのルックスと声の完全なシンクロ率は、SNSを中心に爆発的な話題を呼んだ。
元々、彼は演劇の世界を志して映画学科で学び、舞台の世界で汗を流してきた人物だ。声優としての成功を経た今、その原点である実写表現へ自然体で還元している姿は、従来の業界の枠組みに囚われないまったく新しいアーティスト像を示している。